MMDキャラで動画やイラストを作る時、この帽子またはアクセサリ消したいな・・・。
って思った事があると思います。
この記事ではその方法を記述しますので、消したい物がある時がある時は参考にしてみて下さい。
今回は前に私が作ったうどんげモデルを使い、耳を消します。
まずこの作業をするにはPMXEというツールが必要になりますので、PMXEを持っていない方はPMXEをダウンロードして使えるようにしておいて下さい。
この作業をするにあたり、モデルの改変をしてしまう事になりますのでモデルの利用規約を確認し、改変は駄目!となってるモデルは改変しないようにして下さい。
また、この作業を行った事により何がおころうと自己責任になります。
自己責任が嫌な方は絶対にやらないで下さい。
ではPMXEを起動し、モデルを読み込みます。
モデルを読み込んだら絞り込み表示を表示します。
↑画面上の右の項目に絞というマークがあるので押すと表示されます。
次にモーフで消したいパーツだけを残し、消したくないパーツは非表示にしますので、絞り込みのリストから消したいパーツのチェックを外し反ボタンを押します。
PMXEの編集ウィンドウからモーフをクリックし
モーフリストのどこでもいいので右クリック→新規モーフ作成→頂点をクリック。
モーフ編集というのが出て来るので、
画面上の動ボタンを押す。
↑なお、画像では省いてしまいましたが、オブジェクト操作の中間より下にある値指定というのをクリックしておいて下さい。
次に消したい物をマウスで全選択し
オブジェクト操作にあるMS(記憶)ボタンを押します。
これは選択してる頂点を記憶させる事が出来るので、今後改変や編集する時に使いこなすと作業がかなり楽になります。
ちなみに記憶した物は頂点選択を解除してしまっても(別の場所クリック等で)MR(選択)の記憶した時のボタンの下にある数字ボタンを押すと記憶した頂点が選択されます。
記憶したらオブジェクト操作の右上にあるスケールという項目の下にある数字、1.00という3つの項目全てに0.00と入力します。
すると・・・
消したい物が消えた!!
おっしゃー!終わりー!(≧∇≦)
と喜ぶのはまだ早いです。
実はこれ、消えたように見えるだけで物体は座標0の所に落ちてるだけなのです。
↑たぶんこんな感じになってるかも?
なって無かったらマウスドラッグで足元であろう場所を選択してみて下さい。
このままでもいいように思えるのですが、これだとエフェクト等を使った時に影響が出てしまう可能性があります。
なので、この物体を体のどこかに隠すようにします。
例えば今回は近くに頭があるので頭の中に隠します。
絞り込み表示から頭を表示させ
消したい物を選択したま緑の上矢印をドラッグして上に移動させます。
↑こんな感じで頭の中心くらいにもってくればok!
ではしっかり機能してるか見てみる為にモーフ編集の動作確認って所にある反映をクリックし、ツマミを動かしてみてください。
↓SubViewという画面があると思いますので、それを見ながら動作確認のツマミを動かします。
ちなみに途中からモーフ編集のパラメーターのところにある名称を変更していますが、この名称変更はいつ変更してもOKです。
またパネルという所にあるのはモーフをどの位置に保存するか?なので、自分で分かりやすい所を選んで下さい。
↓ツマミを動かすと耳が小さくなって頭の中に消えていく事が確認出来ました。
問題ない動きでしたらモーフ編集の一番下にある追加というボタンを押して下さい。
これを押さないとモーフが追加されません。
ではPMXEのメイン画面でモーフの一番下に、今自分で作ったモーフがあるか確認。
ここに存在していたらキャラが表示されてるウィンドウの上にあるTボタンを押すか、F9キーを押してTransformViewを表示します。
このウィンドウの右下にあるモーフから自分で追加したモーフを探し(順番を変えてなければ一番下)、そのモーフのツマミを動かしてみて下さい。
設定した通りに物が消えれば成功です。
最後にメイン画面から表示枠に移動し、表情という所に作ったモーフがあるか確認します。
もし作ったモーフが無かった場合、↑の画像のようにモーフという所のプルダウンリストからモーフを選び、その横にある+追加というのを押せば追加されます。
この表示枠に追加の作業をやらないと、MMDでモーフが保存されないのでのちのち困る事に・・・。
という事で長かったですが以上で終了です。
なお、これよりも手っ取り早くやる方法として物体を透明にするモーフを作るというのもありますが、エフェクトによってはその物体のところが透明な物体が残ってしまうという事があるので、この小さくして内部に隠すというのが一番おすすめです。