凄い久々にEaseUS社のEaseUS Todo Backupを起動し、バージョンアップしてみたのですが、見た目が今までのと違って凄くシンプルで見やすくてよくなってました。
ツールの見た目

ダウンロード
インストール等は前に他のバージョンでも書いているので、さほど違いがない為省きます。
気になる方は↓こちらをどうぞ。
それでは上記にも貼り付けましたが、簡単に説明とバックアップ方法を記述します。

見ての通りすぐに分かってしまうと思いますが、画面左のバックアップの作成というところを押せばディスク(HDDやSSD)のバックアップが出来ます。
なお、これは最初のトップ画面なので上記画像のシステムバックアップというところはころころ変わります。
設定を変更
設定を変えたい!という方は、ツールの上の方、中央より右に🔽ボタンがあるのでそれをクリック。

設定は言語設定、バックアップの保存先等があるので、自分の好きな言語に設定して下さい。
バックアップの保存先はそのドライブにバックアップデータが出来る為、OS(Windows等)が入れてあるドライブ以外を選びましょう。
その下にある項目は自分が必要だと思ったものにはチェックを入れておき、必要なさそうなら外しちゃってください。
バックアップ項目の説明
まず最初は新しいバックアップというのしか無いと思いますので、どれをバックアップしたいか選びます。

ファイル
これはファイルごとにバックアップをするものですので、よっぽど細かくバックアップしたい!という人以外は使わなくていいです。
ディスク
これはディスク単位でどれをバックアップをするか選べるやつで、OS以外をバックアップしたい人はこれを使う事になります。

システム
OSのみをバックアップするやつで、Windows等をもしもの時のためにバックアップしたい!という人はこれを選びましょう。

アプリケーションデータ
ファイル、ディスク、システムとはまた違い、ソフトウェアやゲームのみをバックアップしたい!という時に使う項目です。
バックアップ開始
今回はシステムのバックアップをやってみます。
オプション
上記のシステムに貼り付けた画像を使って説明をさせていただきますが、ここであえて設定を変えるとしたらオプションをクリック。

するとこのようにいっぱい出てきてしまいますが、個人的に必要なのは圧縮というところ。
圧縮タブをクリックすると、なし、標準、速い、高という4つがでてきます。
特にこだわり等がなければ標準を選びましょう。
それぞれを選ぶと説明が出てくるので安心です。
ただ、圧縮率はOSとデータドライブをやってみたのですが、それぞれ260~300手前だったのですが、あまり圧縮されませんでした。
数十GBというところですね。
バックアップ
なお、ここで設定されているバックアップ先というのは、右上にある🔽ボタンから設定してあるフォルダになっています。
昔のバージョンだとバックアップデータごとに場所やファイル名等を自由につけられたのですが、何故かこのEaseUS Todo Backup 2025はそれが出来なくなっています。
ちょっと残念。
バックアップは非常に簡単で、右下にある今すぐバックアップというオレンジのボタンを押すだけで開始されます。
↓押すとこうなります。

あとは終わるのが待つだけ!
いかがでしたでしょうか?設定やオプションを気にしないなら、ドライブ選んでバックアップボタンを押すだけという簡単な設計になっています。
1度もバックアップした事がないって人は、もしもの時の為にバックアップを取っておきましょう!
OSが壊れた時用に必須ブータブルディスク
なお、OSが壊れた!って時の為に、右上にあるツールのをクリックし、上から2行目、中央にあるブータブルディスクの作成というのをクリック。
※USBメモリに起動ディスクを作りたい場合、ブータブルディスクの作成を押す前にPCに挿しておきましょう。
なお、ブータブルディスクというのはPCを起動する前にセットしておけば、それを起動させてデータを復元させる為のソフトです。

ここでは真ん中のUSBアイコンを選ぶか、その右のメディア(DVD等)アイコンを選び、選んだものをPCにセットします。
USBメモリを選んでみた→中身が無い…

ブータブルディスクの作成先のドライブ選ぶ時は、間違って必要なドライブを選ばない為によく確認しておきましょう。
用意が出来たら作成ボタンをクリック。
すると…なんか出てきました。

Trial(体験版)で作ったものはクローン及びシステム転送に対応していないとの事です。
そもそもクローンボタンは体験版では選べないようになっていたと思うのでそのまま作成してみます。
USBメモリを選びます。(ドライブ先は個人で違いますのでご注意)

今までのバージョン(古いやつ)では見た事がないような…ものが出てきましたが、Microsoftからダウンロードを選びOKを押します。

ダウンロードが開始。

フォーマットしますか?と聞いてくるので、本当に選んだドライブが間違いなければOKをクリック。

スクショは撮り忘れてましたが、この後無事に終わってからUSBメモリを覗いてみたところ、何故かデータが空っぽでした。
無料版の宿命?
なので次はISOを作成し、そこからRufusというツールを使ってBoot出来るUSBメモリを作ります。
ISOからBootUSBメモリを作成
まず自分が分かるところにISOファイルをダウンロードするので、自分で分かるようにフォルダを作ってください。

あとは参照を押して自分で作ったフォルダを指定し、右下にある作成ボタンを押すと、このようなのが出てくるので気にせず作成。

終わったら次はRufusというツールを使って今作ったISOファイルをUSBに展開します。
記事作成時点だと最新版はrufus-4.9.exeとなっています。
Rufusの詳しい使い方を知りたい人は各自で検索してください。
Rufusを起動したら次のようにします。

一番上のデバイスにブータブルディスクにしたいUSBメモリを指定。
ブートの種類というところの右の選択から、先程作成したISOを選びます。
中心付近にあるボリュームラベルは自分が分かりやすいようにしていいです。
あとは特に設定もないのでスタートを押せば自動でやってくれます。



状態のところが準備完了となれば完成です。
閉じるを押してUSBメモリの中を確認してみてください。

これらのフォルダとファイルがあれば問題ありません。
Boot起動させてみる
あとはもしもの時の為に、パソコンを一旦終了し、起動させたらBIOS画面を起動してBootの順番でUSBメモリを指定してください。
なお、BIOSの起動方法はPCメーカーやマザーボードのメーカーによって違っていますので、自分が持ってるパソコンのメーカー、または使ってるマザーボードのメーカーで起動方法を確認して下さい。
私が使ってるMSIのマザーボードはDeleteキーで起動します。
(起動させかたはPCの電源を入れたら、BIOSが起動するまで連打)
USBメモリをBoot設定する時に、自分の使ってるOSのドライブが何なのか?をメモするかスマホ等で写真をとっておきましょう!
どれがOSか分からなくなるとOSが起動できなくなりますので…。
とくに私のようにHDDやSSDを沢山繋げてる人は分からなくなります(^^;
USBBootを設定したら起動するのを待ちます。
なお、この時読み込み速度が遅いUSBを使うと起動するまでに結構時間がかかります。
起動してくると下記のような画像が現れ…

このような画面になります。

PCで使ってるのと同じなのが起動します。
これで「もしも」の時にこれを起動してOSを復活させる事ができます!
(OSのバックアップを取り忘れないようにして下さい)
終了する時は右上のバツボタンを押せば終了しますので、そしたらパソコンの電源をいれ、OSが入ってるドライブを指定すればOSが起動します。
おつかれ様でした!
残念なところ
無料版
古いバージョンだと出来ていた事が出来なくされている。
・クローンが出来ない!
今まで出来てて当たり前だった事が出来なくなっちゃったのはちょっと残念。