Windows 11に限らず、Windowsを使っていると、右クリックメニューから呼び出せる「新規作成」の項目の中に、普段全く使わないファイルの種類があったりして、邪魔に感じること、ありませんか?
私はというと、右クリックから新規作成するのは基本的に「フォルダ」と「テキストファイル」だけで、たまに「ショートカットリンク」を使うくらいです。
それ以外の、例えばExcelやWord、PowerPointといったファイル形式は、それぞれのアプリケーションを起動してから新規作成することがほとんどなので、右クリックメニューには正直必要ありません。

もしかしたら「以前のWindowsのように右クリックメニューを戻す」という設定変更を試した方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、それでも「新規作成」の中身は結構な数が並んでいて、まだ少し煩雑に感じる…という方も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、このWindowsの右クリックメニューの「新規作成」に表示される、たくさんのファイル形式の中から、自分が使わない不要な項目を綺麗に非表示にして、メニューをスッキリ整理する方法をご紹介したいと思います!
ただし、今回ご紹介する方法では、Windowsのシステムに関する設定を少し変更するツールを使用します。
予期せぬ問題が発生しないとは限りませんので、本記事の手順を試す際は、全て自己責任で行っていただくようお願いいたします。
大切なデータなどはバックアップを取っておくことを強く推奨します。
自己責任が嫌いだ!という方はやらないでください。
さて、前置きはこれくらいにして、早速その方法を見ていきましょう!
今回このカスタマイズを実現するために使用するツールはこちらです!!
ShellMenuNew
ダウンロードは信頼できるソフトウェア紹介サイトとして有名な「窓の杜」から行いますので、ご安心ください。
ちなみにこのShellMenuNewというツール、最終更新日が2013年と少し前のものになっています。
ですがWindows 11の最新環境でも問題なく動作することを確認しました! 今でも十分に使える便利なツールです。
ツールをダウンロードしたらお好きな場所、例えばデスクトップなど、自分が分かりやすい場所に置いてから起動してみましょう。

ツールを起動すると、画面にズラリと項目が並んでいるのが見えますね。
はい、これこそが普段皆さんが右クリックメニューの「新規作成」で目にしている、ありとあらゆるファイルの種類の一覧です。
この一覧の中から「これは自分には必要ないな」「普段全く使わないな」と思うファイル形式を見つけたら、その項目を右クリックします。

これで、選択した項目が右クリックメニューの「新規作成」に表示されなくなります(非表示になります)。
他にも非表示にしたい項目がある場合は、同じ手順を繰り返して、不要な項目をどんどん「無効」に設定していきます。

一点だけ補足ですが、私の環境で試したところ「ビットマップ画像」(.bmpファイル)については、残念ながらこのShellMenuNewを使っても非表示にすることができませんでした。
どうやらシステム上、このツールでは制御できない項目もあるようです。
うーむ、これは「Microsoft!」といった感じですね。
もしかしたら他の項目でも同様に非表示にできないものがあるかもしれません。
非表示にしたい項目を全て「無効」に設定し終わったら、実際に右クリックメニューを確認してみましょう。
デスクトップ画面でも、エクスプローラー上の任意のフォルダ内でも構いませんので、右クリックして「新規作成」の項目を開いてみてください。
先ほどShellMenuNewで「無効」に設定した項目が綺麗さっぱり消えて、表示されなくなっていれば作業は成功です!お疲れ様でした!

これでうっかり使わないファイルを新規作成してしまう心配がなくなりました!
右クリックメニューもスッキリして、より快適にPC作業ができるようになるはずです。
使いたい項目だけが並んだ、あなただけのスッキリした右クリックメニューでサクサク作業を進めましょう!