※注意!この記事はネタです!
と言っても全てがジョークネタではありません。

夢の実現が遠のいた瞬間
私には密かな計画があった。
長年使い続けている愛機の作業環境を改善すること。具体的にはメモリを増設し、ストレスフリーな作業空間を手に入れることだ。最近、画像編集や動画処理のタスクが増え、愛機は悲鳴を上げていた。
現在のメモリは16GB。これを一気に32GB、できれば64GBにまで増やしたい。夢のようなスペックアップだ。
私はさっそく、パーツ購入でお世話になっている通販サイト「Usozon」を開いた。
冷たい数字の羅列
私は目的のDDR5メモリを探すために、検索窓に希望のメーカー名と規格を打ち込む。表示された一覧をスクロールし、いつものように値段をチェックする。
しかし、目に飛び込んできた数字は私の思考を一瞬で凍らせた。
(あれ?)
何度も目をこすった。頭がぼんやりとした。これは見間違いではないか。
数ヶ月前、夏の終わり頃にチェックした時の価格は、約2万5千円だったはずだ。それが今、画面にはこう表示されている。
74,800円!!
思わずマウスを持つ手が滑り落ちそうになった。約3倍。何かの間違いだと思った。もしかして、最高級モデルの価格が表示されているのだろうか。
別のメーカーの同じ規格のメモリを探す。
5万8千円。6万9千円。
一番安価なモデルでも、以前の相場を遥かに超えている。
世間の声は私と同じ絶望を語る
まるで世界から見放されたような感覚に陥った。私の計画は金銭的な理由で突如打ち切られてしまった。
私は現実を受け入れるため、SNSでこの事態について検索した。同じように絶望している人がいるはずだ。
そこには私と同じように数字に打ちのめされた人々の、冷たい叫びが溢れていた。
ユーザーの声(抜粋)
- Tさん(社会人・PC歴15年)
「もう無理だ。高すぎて手が出ない。ボーナスで買おうと思っていたが、この調子だとボーナスも追いつかない。完全に市場が狂ってる。この数字はちょっとしたホラーだよ」
- Kさん(学生・自作PC愛好家)
「信じられない。去年組んだPCのメモリが、今や本体価格の1/3を占めてる。このままじゃ自作PCなんて贅沢品になる。パーツメーカーは何を考えてるんだ」
- Hさん(IT系エンジニア)
「これは単なる供給不足じゃない。AI向けのHBMにラインが集中してる影響がデカい。一般ユーザーは完全に後回しにされてる。私たちのPCは、もう『ゴミ』って言われているようなものだよ。悲しいね」
- Oさん(主婦・パート)
「子供のオンライン学習用にPCを買い替えようと思ってたけど、価格を見て諦めた。ニュースで『半導体は余っている』って見たのに、なんでこんなに高いの?正直、意味がわからない」
みんな混乱し、怒り、そして諦めていた。
計画は「凍結」された
価格はじわじわと、しかし確実に上がっていた。
この値上がりが一過性のものであるという保証は、どこにもない。むしろこのまま価格が定着してしまう可能性さえある。
私はUsozonの画面をそっと閉じた。
愛機は今も目の前で重い処理に喘いでいる。その動作の鈍さが今の私の懐事情と、遠くへ行ってしまった夢のスペックアップ計画を、皮肉なほどに正確に映し出している。
メモリ増設計画はしばらく「凍結」とせざるを得ない。
高騰した数字はただの金額ではない。それは私たちの日常的な「快適さ」や「作業効率」を、有無を言わさず奪い去る、静かで冷たい暴力のように私には感じられた。
一体いつになったらこの異常な状況は終わるのだろうか。
しかし、私はいつしかこのメモリの価格が、昨年の夏、いや一昨年の冬の元の平和な値段に戻ってくれると信じている。私はUsozonを開く指を止めない。
当分毎朝のルーティーンに、『地獄のメモリ価格チェック』という項目を追加して、この戦いを続けることにする。
この記事はジョークネタなのですが、全てがジョークではありません。
メモリとSSDの値上げというものは今後もあるようです。(メモリ高騰)
ちなみに去年私が買ったCFDの32GBメモリですが、先程見てみたら約3倍も値上がりしていて25k円を越えてました。
当分は買うのを控えた方がいいかもしれませんが、どこまで値上がりしていってしまうのか不明です。